こんにちは。エジソン予約の中の人です。
政府が2020年に4000万人の訪日外国人観光客を獲得すると目標を上昇設定したのが今年の3月。2030年には6000万人としています。
すごいですね。世界の人口の1%が日本に来るんですね。
それに伴い、国内でも外国人観光客向けのサービスがどんどん展開されています。
一番有名なのが、いまニュースでも連日話題になっている「民泊」ですね。
秋の条例改正に向けてビヨンドがある大阪市でも、違法民泊の摘発や、条例改正後のサービスに向けて色めき立っています。
また、外国人観光客といえば、「爆買い」が流行語になるほど話題になりましたが、今年に入ってから外国人観光客のトレンドが変化してきているのはご存知でしょうか?
それは、「消費」から「体験」
中でも、日本の美容院はアジアの観光客からの憧れというデータも出ています。
来日経験がある中国・台湾・韓国・香港の女性に「美容に関して憧れる国」のアンケートを実施したところ、一位が日本の64%。2位以下は韓国(57%)、フランス(26%)、アメリカ(17%)という結果になったそうです。(出典:ホットペッパービューティーアカデミー)
日本の化粧品や美容ブランドに興味を持つ方が多く、またその品質などにも注目が集まっています。
そんな中で、インバウンド対応に取り組む美容室も出てきています。
東京・大阪・京都でサロンを展開する株式会社フォーサイスでは、2012年から英会話教育をスタートしました。
自社で英会話教師を雇用し、サロンに特化した英会話の教材を作成して教育した結果、入店から施術の説明、お見送りまですべて英語で対応できるようになったそうです。
また、温泉施設の入れ墨入店禁止のため、エアブラシによるタトゥー消しを目的に来店する外国人客も増えてきているそうです。
同社は美容室として初めて大阪観光局に登録した企業で、多い店舗ではひと月50人もの外国人観光客のお客様が来店するまでになり、これからの体験型観光のひとつのビジネスモデルとして、大きく注目を集めています。
株式会社アーチプラスでは、インバウンド美容ツーリズムを企画。
美容医療ツーリズムで特に名前が知られているのが韓国ですが、中国人患者と韓国の美容整形クリニックでのトラブルが続出しているそうです。しかし、中国の美容医療は現在は発展途上ということから、韓国で施術を望む患者が後を絶たないそうです。
同社はそこに着目して、技術・安心性ともに優れた日本の美容医療を受けてもらおうと企画したそうです。
千葉市では9店舗の美容室がムスリム(イスラム教徒)女性客の受け入れを開始しました。
ムスリムの女性は男性の前でヒジャブを取ることができず、日本では通常の美容室に行けないという声が多かったことから、始まったサービスのようです。
ムスリムの対応ってどのようなものなのでしょうか…と、調べてみると、
■女性スタッフ対応
■完全個室対応
■英語メニュー対応
■アルコール、動物性由来成分のないシャンプー使用
■お祈りスペース対応
なかなかハードルが高いものであります。
しかし、こういった取り組みを行うことで、ムスリム以外の外国人観光客にもアピールができるということです。
SNSより紙媒体…インバウンド向け広告の実態
インバウンド向けのサロンやサービスを展開している企業がまず最初に行うことは、SNSで外国人観光客向けの広告を打ち出すことです。
しかしSNSより、空港やホテルに設置したチラシの方が効果は高いとのことです。
事実、来店するお客様の半数以上がチラシを持って来店するそうです。
しかし、チラシだけではもちろん限界があります。
詳細なメニューの説明やお店の雰囲気、地図の表示などは当然HPを見て選ばれることが多いです。
そのため、インバウンドに対応した企業やサロンでは英語のサイトも用意しています。
インバウンドに対応するためには、とてもハードルが高い…と思われがちですが、EDISONE予約では有料プランの会員様に多言語に対応したHPをご用意しています。
また、初回に限り無料でHPの翻訳のサービスもご用意しています。
ご興味のある方はお問合せフォームよりご質問してください。